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ニュース記事:
Want to terminate, terminate lah, Tajuddin says as Finance Ministry ends his term as Prasarana chairman
出典:
記事の超簡単要約:
2021年5月25日マレーシア政府が運営するプラサラナ社のタジュディン代表は、
LRT事故の記者会見で不適切な言動を行なったとして、マレーシア政府財務省より
解雇通知を受け取りました。
またタジュディン代表は、
『マレーシア政府財務省が私を解雇したければ、解雇すればいい。
私には他の仕事がある』と述べました。
プラサラナ社とは?
1957年マレーシア政府財務省によって設立された100%政府所有の会社で、
今回事故を起こしたLRTやその他公共交通システムの運営を行なっています。
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
2021年5月24日20:45PM頃、LRT車両の衝突事故が発生しました。
1台の車両が20km/hourで走行し、別の車両が40km/hourで走行しているところ
2台の車両は衝突しました。
車両には、232人が乗車しており47人が重症で近くの病院へ運ばれました。
LRT衝突事故直後、マレーシア運輸省のトップなど多くの関係者が事故現場へ
駆けつけましたが、タジュディン代表は事故現場に現れませんでした。
翌日の記者会見で、タジュディン代表は事故の状況をほとんど把握しておらず、
タジュディン代表の補佐が事故の状況を説明しました。
またマスクをしないで記者会見を行なったことも、国民の怒りを買いました。
そして極み付けは、タジュディン代表の記者会見中の態度です。
記者会見は、英語やマレー語で行われました。
私はマレー語が理解できません。
しかしマレー語が理解できない私でも
タジュディン代表が記者を軽視している態度を感じることができました。
タジュディン代表は記者会見で、
この多くの犠牲者を出した、LRTの衝突事故を
『Two cars kiss each other』 → 『2台の車両がキスをした』と表現しました。
私は驚いたというより、呆れてしまいました。
そしてこの発言後、タジュディン代表は笑っていました。
周りにいたスタッフは、誰も笑っていませんでした!
スタッフは多分私と同じ心境で、 タジュディン代表に呆れてしまったのでしょう。
タジュディン代表が、『キスをした』と表現した動画があったので
下記参照ください。
問題発言は、15:55分頃です。
Two cars kiss each other.
まとめ:
日本のことわざに、
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』
意味は、稲が実を熟すほど稲穂が垂れ下がるように、
人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になります。
小物ほど尊大に振る舞うものだということです。
私は、大きな組織のトップではありませんが、
『実るほど頭を垂れる稲穂かな』を心に刻み、
タジュディン代表の言動を、明日は我が身と考えて駐在生活を過ごします。
最後にタジュディン代表の記者会見を見て、タジュディン代表の周りにいた
女性スタッフの方々は優秀だなーと感じました。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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