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ニュース記事:
Anwar smells ‘cover-up’ over unsecured loan to Genting cruise firm
出典:
記事の超簡単要約:
2022年2月4日マレーシア野党党首のアンワル氏は、
『クルーズ事業を手掛けていたゲンティン香港は、2022年2月に破産を申請しました。
マレーシア国内の主要銀行のMaybank、CIMB、RHBは、
合計6億ドル(約660億円)を無担保で貸付けており全額が回収不能となります。
ゲンティン香港がこの大型貸付を受けた時、アジズ財務大臣は、
この3つの銀行の内の2つの銀行で重要な役職に就いていました。
アジズ財務大臣は、この無担保ローンに問題なかったと発言しているが、
隠蔽工作の疑いがある。』と述べました。
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
主要3銀行で660億円が焦げ付きます。
記事では、どの銀行がいくら貸し付けたかは書いていませんでした。
ちなみに2020年度CIMBの純利益は、約300億円でした。
もし貸付の振り分けが660億円÷3銀行 = 220億円だったら、
この取引でCIMBの利益の大半が吹き飛んでしまいます。
この不良債権の計上は、2022年の決算書で取り扱われることになります。
2022年度のマレーシア国内の主要銀行Maybank、CIMB、RHBの
決算数字は、厳しい数字となりそうです。
まとめ:
Maybankは、マレーシア最大の銀行です。
株価は安定しています。
コロナショックで、7.51MYRまで株価を下げましたが
現在は8.26MYRまで株価を戻しています。
そしてMaybankの魅力は、なんといっても配当です!
毎年の配当性向は、70%を超えます。
また配当利回りは、8%前後の驚愕の数字です。
ちなみに私は、CIMB株を少額保有していますが、
CIMBのパフォーマンスの悪さに、売却を検討しています。
Maybankに乗り換える予定です。
配当利回りが8%前後であれば、不動産を持つのと変わらないですね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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