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ニュース記事:
Motor SST exemption won’t be extended beyond June 30
出典:
記事の超簡単要約:
2022年6月20日マレーシア財務省のアジズ大臣は、
『自動車購入時の販売税の免税措置を2022年6月30日で終了します。
現在マレーシアでは、新型コロナウイルス感染者が減少する中、
自動車の販売状況は、コロナ前の水準に回復しつつあります。』
と述べました。
この記事に関する大丸の雑感:
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
今回、終了が決定した免税措置は、コロナ発生後2020年6月15日に導入されました。
約900,000台の車が免税措置の対象となり、
約47億リンギット(1,200億円)が免税となりました。
マレーシア政府としては、これ以上免税措置を延長すると税収入が入ってこないので、
免税措置の終了の発表をしたのですが、
本当に自動車業界は、コロナ前の水準に戻ったのでしょうか?
まとめ:
2022年度マレーシア自動車販売台数のデータがあったので、
下記に添付します。
これデータを見ると、
3月73,222台をピークに4月、5月と販売台数が激減しています。
記事によると、マレーシア自動車会社連盟(FMCCAM)は、
マレーシアの経済状況は、未だに脆弱で免税措置を延長するように要請しています。
また他の記事では、
『自動車部品の半導体チップの供給が遅れているので自動車の生産が遅れている』
という記事もあります。
マレーシア政府は、経済状況はコロナ前の水準に戻った!
しかし民間企業は、未だに経済状況は脆弱で、サプライチェーンも正常ではない!
と政府と民間企業の考え方に大きな隔たりがあります。
自動車の販売台数は、マレーシア経済に大きなインパクトを与えます。
2022年6月30日免税措置終了以降、
自動車が全く売れなくなってしまったら、、、、、、、、
考えるだけでも恐ろしいです。
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