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ニュース記事:
Inflation is worldwide because of supply disruptions, says minister
出典:
記事の超簡単要約:
2022年1月21日マレーシアのモハメド経済担当大臣は、
『統計によるとマレーシアのインフレ率は、3.2%と上昇しました。
このインフレは、サプライチェーンの混乱と高いエネルギーコスト
によって引き起こされています。
インフレの上昇で、低所得者の家計に影響が及んでいます。
マレーシア政府は、ガソリン、ディーゼル、食用油、小麦粉などへの
補助金を配賦し価格の安定をはかります。』と述べました。
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
マレーシアでは、新型コロナウイルスの影響で多くの人達が仕事を失いました。
またこの2年間、ほとんどの企業では昇給は実施していません。
しかし生活必需品の価格は、上昇しています。
まとめ:
モハメド経済担当大臣はインフレの原因を、
『サプライチェーンの混乱と高いエネルギーコストによって引き起こされている。』と述べています。
このサプライチェーンの混乱について、考察してみました。
サプライチェーン = 物流コストの高騰です。
物流コストは、2020年の後半頃からじりじりと価格が上がっています。
これは私の仕事にも関係しています。
商品をマレーシアへ輸入する際に、
コンテナに積めて商品を輸入しますが、
このコンテナの予約が難しくなり価格も上昇しました。
原因は、中国にあると言われています。
2020年後半から、中国は他国に先駆けて経済が回復しました。
全世界で、新型コロナウイルス感染拡大により生活用品等や
巣ごもり消費の急増により、中国からの輸出量は、爆増しました。
またコロナの影響で、港湾職員が不足し、港でのコンテナの処理が追いつかなくなり、
各国の主要港でコンテナが混雑し、コンテナが滞留するという事態が拡がったのです。
このコンテナ不足で、輸出港にもよりますが、
コンテナの運賃は1.5倍~4倍に上昇しています。
また多くの会社では、コンテナを使用して輸送時間が遅れることを心配して
航空輸送にシフトしています。
商品を移動するための輸送コストは、最終的に商品の販売価格に含まれます。
会社は、商品の価格を上げなければ利益を出すことはできません。
これが、マレーシアで起きているインフレの原因の一つです。
物価は上昇し続けていく、、、、、
しかし新型コロナウイルス不況で、給与は下がっていく、、、、、
この負の反比例現象は、一体いつまで続くのでしょうか?
宝くじでも購入して、一発逆転を本気で悩んでいます。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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