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マレーシアニュース記事訳:
マレーシア政府は新幹線プロジェクトの中止を決定
ニュース記事:Minister says Malaysia will honour HSR deal and compensate Singapore
出典:
記事の超簡単要約:
2021年1月1日マレーシア首相府のモハメド大臣は、『マレーシアとシンガポールの
政府は、2020年12月31日までにプロジェクトの合意を得ることが出来なかった。
マレーシア政府は、近々シンガポール政府へ補償金を支払う』と述べました。
この記事に関する大丸の雑感
ここからは、大丸の雑感です。
マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポールを結ぶ新幹線事業は、
2010年10月に計画され二国間で協議が続けられていました。
しかし昨日2021年1月1日マレーシア首相府のモハメド大臣から
新幹線事業の計画の中止が発表されました。
今日はマレーシア(クアラルンプール)からシンガポールへ行く
一般的な方法について書いてみました。
シンガポールへの移動手段:
マレーシア(クアラルンプール)からシンガポールへ行く一般的な方法としては、
飛行機、バス、車(自分で運転)の3つの方法があります。
各移動手段での所要時間を下記に記載します。(マレーシア→シンガポール)
・飛行機
1時間(街中→空港)+1時間(飛行機待ち時間) +1時間(飛行機移動) +1時間(空港→街中)=4時間
・バス
0.5時間(街中→バス停)+5時間(バス移動) +0.5時間(イミグレ) =6時間
・車
4時間(車移動) +1時間(イミグレ) +0.5時間(イミグレ→街中)=5.5時間
シンガポール側のイミグレーションの混み方次第では、さらにプラス1~2時間となります。
飛行機、バス、車のどの交通手段でもマレーシアからシンガポールへの移動時間は、
約半日かかります。
・新幹線
0.25時間(街中→駅→イミグレ)+1.5時間(新幹線移動) +0.25時間(イミグレ→街中) =2時間
新幹線が完成すれば移動時間が、短縮されることが期待されていました。
そして両国の発着駅は、街中に建設される予定でした。
飛行機のように郊外へ行く必要がなく
両国のイミグレーションでは、パスポート検査も大幅に短縮される予定でした。
移動手段 | 所要時間 |
飛行機 | 4時間 |
バス | 6時間 |
車 | 5.5時間 |
新幹線 | 2時間 |
マレーシア~シンガポール間の新幹線プロジェクトが中止になったことは
残念でなりません。
まとめ:
そもそも考え方の違うマレーシアとシンガポールの二国間が、大型プロジェクトを建設、
新幹線の運行業務をしていくことに無理があったのかもしれません。
またコロナウイルスの影響で、莫大な援助金が必要になり、新幹線プロジェクトの資金を
拠出できなくなったとマレーシア政府は発表しています。
私は現在マレーシアに駐在しています。
シンガポールには、毎月のように出張するので、新幹線で二国間を
行き来することが夢でした。
日本で仕事をしていた時、新幹線で東京~新大阪間を頻繁に出張していました
その出張のほとんどが日帰り出張でした。
当時の私はたいした仕事をしていませんでしたが、
新大阪~東京の帰りの新幹線の中で、飲む缶ビールは、特別に
美味しかった記憶があります。
いつの日かシンガポール~クアラルンプール間の新幹線の車内で
缶ビールを飲みながら、クアラルンプールに帰ってきたいです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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