マレーシア人の初任給 (雑感:私の新入社員時代)

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For at least a decade, monthly wage as low as RM1,000 the norm for Malaysian fresh grads

 

出典:

For at least a decade, monthly wage as low as RM1,000 the norm for Malaysian fresh grads
KUALALUMPUR,April14—Atleast10percentofMalaysiangraduateswithBachelor’sdegreeshavebeengettingamonthlyincomeofjustbetweenRM1,001toRM1,500sinceat...

 

 

記事の超簡単要約:

2021年4月14日マレーシア高等教育省は、

『マレーシアの学校を卒業した新社会人の給料を調査し、

約22%の新社会人の初任給は1,000-1,500RMだった』と述べました。

 

またマレーシアクアラルンプールの最低賃金は、1,200RMと述べました。

 

 

この記事に関する大丸の雑感

ここからは、大丸の雑感です。

私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。

マレーシア新社会人の初任給が1,000-1,500RM(25,000円 – 37,500円)の

調査結果に驚きました。

正直、安いなーと感じました。

しかし、この安い給料に少しカラクリがあると思います。

会社によって給料形態は違いますが、マレーシアの会社の場合、多くの手当が付きます。

例えば、営業職であれば、基本給、ボーナスの他にコミッションがあります。

営業職は、販売ごとに販売額の数パーセントが、営業担当者に支払われるのです!

このコミッションで毎月、数十万、数百万稼いでいる営業マンも少なくありません。

また自分の車を営業者として使用している場合、

車両手当や燃料代が会社から支払われます。

多くのマレーシアの会社では、基本給を極限まで安くして、

会社に貢献した社員に対して対価を支払う成果主義を導入しています。

 

ちなみに日本の初任給の平均は、17万円 – 24万円です。

多くの日本の会社では、現在でも年功序列を採用しています。

年齢を重ねることで、基本給がアップしていきます。

会社に貢献しても賞与が少し良くなるだけです。

また給料から源泉徴収税、社会保険料などが控除され、

手当を支給する会社はほとんどありません。

 

マレーシアの会社にはマレーシアの会社の良さがあり、

日本の会社には日本の会社の良さがあります。

一概に、どちらの国の会社が優れているとは言えません。

 

まとめ:

私が大学を卒業して、会社に就職したのは今から約20年前です。

超就職氷河期の頃です。

 

かなり昔の記憶なのではっきりと覚えていませんが、

約150社にエントリーシートをお送り、約50社の面接を受けました。

それなりに面接の練習をして面接に臨みましたが、

結果、希望する会社への就職はできませんでした。

 

しかし幸運にも就職できた会社では、親切な人が多く、

全くなにもわからない私に親切丁寧に指導をしてくれました。

新入社員として働いていた最初の数カ月間は研修期間でした。

大した仕事もしないで、毎月給料を貰えて、

良い会社に入社したなーという記憶が残っています。

 

また、いまでもはっきり覚えているのが、上司と食事をしている時に

私の箸の持ち方を指導してくれたことです。

その上司は、既に引退しましたが、私と食事に行くと、

必ず私の食事代を支払ってくれました。

またその上司は私に、社会人として、人間としてたくさんの事を教えてくれました。

 

私は新入社員当時、

親切丁寧に仕事を教えてくれて、

食事も無料で食べることができて、

毎月決まった日に給料が貰える、

社会人って最高だなーと思っていましたが、、、、

 

そんなぬるま湯生活は、長く続かず、

数カ月間の研修が終了した後は、配属先で超激務の日々が待っていました!

 

しかし今でも、上司から教えてもらった箸の持ち方は守り続けています。

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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