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ニュース記事:
Calling for targeted MCO approach, Guan Eng says govt can be replaced but lives and
Livehoods can’t
出典:
記事の超簡単要約:
2021年7月10日マレーシア民主行動のLim局長は定例記者会見で、
『政府は対象を絞った業種へロックダウンを行うべきです。
新型コロナウイルスによって失われた命や資産は取り返すことができません。
マレーシアは、新型コロナウイルス終息後に、各国がどのくらいの期間で
経済状況が正常に戻るかを示す指数で、最下位の順位となりました。
これは恥ずべき事であり、他国の国では大臣が責任を取り辞任しています。
しかしマレーシアでは、多くの政策的な失敗にもかかわらず、最近では、
ヤコブ大臣が副首相に昇進しています。
またマレーシア政府は、何度か景気刺激策と莫大な公的資金を注入していますが、
景気は後退の一途を辿っています。
そして自殺者は、現在1日3件以上のペースで起こっています。
この数値は、2019年と比較して倍以上の数字です。』
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
昨日のマレーシア国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は、
9,353人で新記録となりました。
2週間前は5,803人でしたので、毎日250人ペースで新規感染者は増えている
計算となります。
新規感染者数は10,000人まで目前です。
しかしマレーシア保健省のアブドラ局長は、昨日の会見で
『政府の適切な処置とワクチン接種が順調に進んでいるので
この1~2週間で新規感染者数は減少すると確信している』と述べています。
まとめ:
6月1日から実施されている完全ロックダウンですが、解除される気配はありません。
現在でもほぼ全ての業種で営業が停止となっています。
先週、知り合いの生活必需品を製造するメーカーの方と電話で話す機会がありました。
その方の工場では、営業ライセンスを取得することができたので工場を稼働させています。
しかし出社人数は10%に制限され、従業員全員に対して1週間に2回のPCR検査が義務付けられていると話していました。またこのPCR検査費用は、自社で負担しなければなりません。
このような状況で工場を稼働させても赤字が嵩むだけと話していました。
昨年マレーシア政府は多額の公的資金を注入したにもかかわらず、経済は回復しませんでした。また今年も完全ロックダウンにより、間違いなく税収は減少するでしょう。
政府の財源の多くは、民間企業から納付される税金です。
私が心配する事ではありませんが、このまま完全ロックダウンを続けて
マレーシア政府は国を維持できるのでしょうか?
クアラルンプール市内では治安も悪化しています。
1日も早く、新型コロナウイルスが終息することを祈ります。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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