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マレーシアニュース記事訳:
イーオンマレーシア2020年決算数字を発表
ニュース記事:イーオンマレーシア2020年決算数字を発表
出典:
記事の超簡単要約:
2021年2月24日イーオンマレーシアは、2020年度の決算数字を発表しました。
イーオンマレーシアによると、マレーシア政府が2020年3月に発令した
『移動制限令』により、収益が前年比マイナスとなったと発表した。
この記事に関する大丸の雑感
ここからは、大丸の雑感です。
私は、現在マレーシアで海外駐在をしています。
昨日、イーオンマレーシアが2020年度の決算数字を発表しました。
(億円) | 2020年 | 2019年 | 前年比 |
売上 | 1,013 | 1,135 | -11% |
純利益 | 10 | 27 | -62% |
1リンギット=25円で計算しています。
2020年度の売上ですが、約1,012億円です。
率直な感想としてイーオンマレーシアの売上が、1,000億円を超えていることに
驚きました。
2020年と2019年の売上を比べると、前年度比➖11%です。
2020年と2019年の純利益を比べると、前年度比➖62%です。
マレーシアでは、新型コロナウイルスの外出規制により2020年3月中旬から5月中旬まで、完全なロックダウンとなりました。このロックダウン期間、車1台に付き外出できる人数は1名だけでした。また生活に必要な事以外で外出出来ませんでした。
このロックダウン中の約2ヶ月間が、マレーシアの小売業者に与えた影響は計り知れません。
その後もマレーシアでは、外出規制が続きイーオンマレーシアだけではなく、
マレーシアのほとんどの会社が減収減益となりました。また多くの会社が破産、撤退しています。
そのような中、今回イーオンマレーシアの決算数字を見て驚きました。
2020年の売上は前年度比➖11%で、純利益は➖62%です。
しかし損益は、マイナス計上ではなく約1%の純利益を確保しました。
マレーシアでは、昨年から現在にかけて、小売業者が営業を行う場合、政府より厳格なSOP(作業手順書)に従い、店内での感染者拡散防止対策を講じなければなりません。
2020年新型コロナウイルスが発症後、他のスーパーマーケットでは、お店への入場制限などは行っていませんでしたが、
イーオンマレーシアでは、入場制限を行い店内の人数を制限してSOPを遵守していました。
まとめ:
マレーシア2020年は、非常に厳しい経済状況でした。
その状況下で、イーオンマレーシアは、売上に対して約1%の純利益を残しました。
たかが1%と思うかもしれませんが、私はこの1%の純利益にイーオンマレーシアもしくは
イーオングループの強い意思を感じます。
イーオングループは、2020年度逆境の経済状況の中、『オンライン販売や配送サービス』
など多くの秘策を打ち出し、見事2020年度経常黒字を達成しました!
昔、上司に『どんな状況下でも経営者は必ず利益計上する必要がある。
会社の業績数字は、経営者の意思表示であり、赤字の会社は経営者が赤字を
許した結果にすぎない』と話していました。
私は、2020年度黒字経営をしたイーオンマレーシアの経営陣、スタッフの方々を尊敬します!
私達家族の週末の買い出しは、イーオンを利用しています。
私がイーオンマレーシアで買物をして素晴らしいと感じるのは、お店の清潔感です。
他の小売店では、商品が煩雑に並べられていて、時には異臭を発しているお店もあります。
しかしイーオンマレーシアでは、『清潔』、『多くの品揃え』、『納得の販売価格』と三拍子揃っています。
日本基準のイーオンを、ここマレーシアの地でも利用することができることは有り難いことです!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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