ニュース記事要約:マレーシアショッピングモールにイノシシが乱入し大混乱(雑感:オウムを保護した話)

マレーシアニュース

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マレーシアニュース記事訳:

マレーシアショッピングモールにイノシシが乱入し大混乱

 

ニュース記事:Perhilitan to install traps at Putrajaya mall after wild boar causes chaos yesterday

 

出典:

Perhilitan to install traps at Putrajaya mall after wild boar causes chaos yesterday
AwildboarwreakedhavocinAlamandashoppingcentreDecember6,2020whenitenteredthemall,andavideoclipshowingtheanimalroaminginsideasportsoutlethadgoneviral...

 

記事の超簡単要約:

2020年12月6日アラマンダショッピングセンターにイノシシが乱入し、ショッピンセンターが大混乱となりました。

 

2020年12月7日マレーシア野生生物国立公園局は、アラマンダショッピングセンターの敷地内に動物トラップを設置し、事件の再発を防ぐと発表しました。

 

この記事に関する大丸の雑感

ここからは、大丸の雑感です。

 

マレーシア野生生物国立公園局の組織の名前を、Perhilitan(プリヒリタン)といいます。

先日、私達家族もこのプリヒリタンに大変お世話になりました。

今日は、この件について書きます。

 

先月、私は家族と一緒にクアラルンプール市内にある小さな公園で遊んでいました。

夕方頃に空が、真っ黒い雨雲に覆われはじめたので、急いで自宅へ帰る準備をしました。

その時、目の前の公園のベンチに、大きな色鮮やかなオウムを発見しました。

そのオウムは、両足には足輪が付いていたので、すぐに野生の鳥ではないことに

気がついました。

 

公園には私達家族以外には、人はいませんでした。

しばらくして雨が降りはじめ、雨脚が徐々に強くなってきたので、

私は悩み、一緒にいた家族と相談してそのオウムを自宅へ持って帰る

ことを決めました。

 

自宅に戻り、まずはオウムを鳥男君と名前を名付けました。

 

そしてインターネットでオウムについて調べてみると

鳥の種類は、『African Grey Parrot』ということが分かりました。

出身地は、アフリカでマレーシアではペットとして飼われている鳥でした。

マレーシアのペットショップでは、6,000~15,000RM(15~40万円)前後で

購入することができることもわかりました。

 

鳥男君を自宅に持ってきたはいいですが、鳥かごはありません。

どうやって鳥男君を飼えばよいか、わからなったので、

まずは、鳥の足輪に紐をくくりつけてテーブルの上で飼いました。

当然の事ながら、1日経ったらテーブルは糞まみれになりました。

そして鳥かごを入手することを決めました!

鳥かごは、購入せずにフェイスブックの下記のページを使用しました。

Beli Nothing Project Klang Valley (original & 1st)

このページでは、運が良ければ無料で必要な物を手に入れることができます!

 

私が、『鳥かごが欲しい』と投稿すると、

数人の人が、鳥かごを無償で譲ってくれるという人と連絡を取ることができました。

そして幸いにも大きめの鳥かごを入手することができました。

 

そして次にどうやって飼い主を探せば良いか考えました。

そしてフェイスブックのクアラルンプールのコミュニティページに、

『We found an African Grey Parrot in Kuala Lumpur』と

写真なしで投稿しました。

飼い主を偽って、鳥男君を引き取る人がいると思ったからです。

もし飼い主と名乗る人がいれば、鳥男君の特徴を聞いて本当の飼い主か

確かめようと考えていました。

 

そしてフェイスブックに投稿後、数時間で

10人の前後の人から連絡が入りました。

内容は、『飼い主ではないですが、その鳥を譲ってください』です。

私は、鳥男君になんの感情もありませんでしたが、

もし数日後に本当の飼い主が、見つかったら後悔すると考えたので、

しばらく鳥男君を自宅で保護することを決めました。

 

数日後に、フェイスブックに女性から連絡が入りました。

その女性が教えてくれたのは、

『オウムの足輪についている番号をマレーシア野生生物国立公園局(プリヒリタン)

伝えれば、飼い主が見つかる可能性がある』という情報でした。

鳥男君の足輪の刻印の番号は、足輪の内側にあったので、

鳥男君をしっかり掴まて、足輪の番号を確認する必要がありました。

私は、何度も何度も鳥男君のクチバシで突かれましたが、

なんとかオウムの足輪の番号を確認することができました。

 

そしてマレーシア野生生物国立公園局に電話し、事情を説明して鳥男君の

足輪の番号を伝えました。

 

そして数日後にマレーシア野生生物国立公園局から連絡が入り、

鳥男君の飼い主が見つかったとの連絡を頂きました。

マレーシア野生生物国立公園局の職員の方から聞いたのですが、

このオウムの種類『African Grey Parrot』は、マレーシアで飼う際には、

マレーシア野生生物国立公園局へ申請して承認を受け、足輪を番号に

つけなければならないそうです。

 

そして鳥男君の飼い主が、我が家に鳥男君を迎えにきました。

実際には、飼い主ではなく飼い主の秘書の方が、鳥男君を迎えにきました。

私達家族は、約1週間、鳥男君と過ごしました。

子供は、鳥男君と別れるのが寂しそうでした。

 

秘書の方は、飼い主の名刺を私に差し出し、名刺の名前を確認すると

マレーシアで有名な会社の社長で、ダトゥの称号もお持ちの方でした。

そして秘書の方は、私に封筒を渡し『オウムのお礼です』と言いました。

封筒の中身を確認すると、100RM札が10枚前後入っていました。

子供は、鳥男君との別れを惜しんでいる中、私はこのお金を受け取るべきか

心の中で葛藤していました。

 

しかし私は心を鬼にして封筒を受け取りませんでした。

そして私は『無事に飼い主のもとに鳥男君を返却できてよかったです』

伝えました😁。

 

もし家族が目の前にいなかったら、封筒を受け取っていたでしょう!

最近、パターが絶不調なので、そのお金でパターを購入していたと思います😁!

 

ダトゥとは?

社会に貢献している人々に与えられる称号で、国王から与えられる称号です。

マレーシア人だけでなく、マレーシア社会に貢献した日本企業の社長や会長にも

ダトゥの称号が与えられています。

マレーシアでは、通常ダトゥの称号を持つ人は社会的に地位があります。

 

まとめ:

オウムを保護して、無事に飼い主のもとに返すことができて一安心です。

これから『鶴の恩返し』的な、『オウムの恩返し』が、あるのでしょうか?

もし『オウムの恩返し』があった場合、ブログで報告します。

 

 

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