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ニュース記事:
Finance Ministry : Malaysian govt looking at ways to increase tax collection, including voluntary disclosure of unpaid indirect tax
出典:
記事の超簡単要約:
2021年8月31日マレーシア財務省は税収入に関して発表を行いました。
『2021年は納税者から徴収した税金は、政府が予測よりも税収入よりも
低い数字です。新型コロナウイルス発生よりもさらに減少すると予測しています。
今後、財務省は政府の財源を増やすために様々な戦略を行っていきます。』と述べました。
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
マレーシアでは、2021年当初から新型コロナウイルスの蔓延で、
経済活動が制限されています。
多くの業種で営業活動が制限されています。
また営業時間が短縮されているの政府の税収入が減少することは当然です。
まとめ:
マレーシア財務省は、昨日の発表で
- 政府入札案件に参加する企業に対して納税証明を求める
- 未納者に対して支払いを再通告する
などを行うと発表しました。
しかしこれらの事を行っても税収入は微増するだけでしょう。
私は昨日の記者会見で、消費税に関する発表があると心配していました。
マレーシアの消費税について過去を振り返ってみると、
マレーシアでは、2015年4月1日から政府の財政赤字を抑制する目的で、
6%の消費税の徴収が始まりました。
当時の与党はUMNOで、首相はナジブ氏です。
2018年5月9日マレーシア第14回総選挙で
マハティール元首相が率いる野党連合が議席の過半数を占め
マレーシア史上初の政権交代となりました。
そして野党連合が選挙公約に掲げていた『消費税の廃止』が
2018年6月1日に実現しました。
国民の民意で、建国以来からの与党が敗れ、
野党が勝利し『消費税の廃止』になるって、凄いことですよね!
そして本日現在、マレーシアでは消費税の支払い義務はありません。
先週、サブリ氏が新首相となり新政権が発足しました。
サブリ首相や財務省は、現在のところ消費税導入に関して発言はしていません。
私個人的には、サブリ首相がすぐに消費税を導入するとは考えていません。
サブリ首相には、まずは新型コロナウイルスを終息の道筋を立てて頂き、
それから税金に関する議論をして頂ければと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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