Contents
ニュース記事:
Ajinomoto posts 67% drop in 2Q net profit, to relocate to Seremban
出典:
記事の超簡単要約:
2022年11月29日記事によると、
『味の素マレーシアは、主要原料の調達価格が上昇したことにより
2022年7月~9月の純利益は前年比▲70%減の300万リンギットでした。
また首都クアラルンプールにある工場の土地を処分し、
新工場へ全業務を移転することが取締役員会で承認されました。』
まとめ:
数年前に味の素マレーシアの株式を取得しました。
理由は、堅実な経営と毎年確実な配当を得られていたからです。
しかし昨年から純利益が減少し、配当が激減しました。
利益剰余金は、たんまりあるのに配当は出しませんでした。
今期の業績を考えると、今期の配当も期待できないでしょう。
売上は、毎年右肩で上がっています。
一方、純利益は、主要原料の調達価格が上昇したとの理由で、ダダ下がりです。
(リンギット) | Ajinomoto 2018年 | Ajinomoto 2019年 | Ajinomoto 2020年 | Ajinomoto 2021年 | Ajinomoto 2022年 |
総売上 | 436,286,000 | 447,731,000 | 461,689,000 | 443,119,000 | 484,678,000 |
純利益 | 56,262,000 | 56,581,000 | 59,854,000 | 46,502,000 | 16,996,000 |
配当額 | 28,131,000 | 28,290,500 | 29,927,000 | 23,251,000 | 5,795,636 |
純利益率 | 12.90% | 12.64% | 12.96% | 10.49% | 3.51% |
利益剰余金 | 372,749,005 | 401,058,290 | 432,336,646 | 448,865,286 | 442,606,072 |
配当性向 | 50% | 50% | 50% | 50% | 34% |
一株あたり配当金 | 0.43 | 0.43 | 0.46 | 0.38 | 0.085 |
投資利回り | 2.82% | 2.84% | 3.00% | 2.50% | 0.52% |
味の素マレーシアは、クアラルンプール(クチャイラマ)にある
工場土地の売却を決定しました。
工場売却の発表後、株価は少しだけ上がっています。
11.36 → 11.52(1.014%増)
この土地が高値で売却できれば、多額の土地売却益を計上できるので、
もっと株価が上がってもいいのではと思いました。
早速、味の素マレーシアの決算書でこのクアラルンプール(クチャイラマ)にある
工場について調べてみたら、フリーホールドではなくリースホールドでした。
この土地の使用可能年数には制限があります。
この土地は高値で販売できないのでしょうか?
あー土地が高値で売れて特別配当を期待していたのに残念です。
きっと投資家の皆さんは、しっかりと研究されているのでしょう。
ブログランキングに参加しています。
下のバナーを押してくれるとブログを続ける励みになります。
応援よろしくお願い致します。
コメント