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ニュース記事:
KLIA-based Immigration officers fined for accepting bribes
出典:
記事の超簡単要約:
2021年6月29日マレーシア裁判所のサラ裁判官は
『賄賂を受け取ったKLIA空港入国管理官2名に9,000RM(22万円)と
2,500RM(6万円)の罰金刑を課した』と述べました。
罰金刑となった2名のKLIA空港入国管理官は、約15,000RM(40万円)賄賂を受け取り
拘束された外国人を違法に釈放しました。
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
私も過去に2回、海外の空港でお金を要求された経験があります。
はじめての経験は、バングラデシュのダッカ空港です。
ダッカ空港に到着すると、出国審査カウンターは長蛇の列でした。
すると1人の青年が近づいてきて私に話しかけてきました。
『このまま待てば1時間は掛かります。
10ドル支払えば、特別な出国審査カウンターへ案内します。
3分で出国できますよ』と誘ってきました。
周りを見渡すと、出国カウンター周辺には英語が達者な青年が数名いて、
日本人らしき人に声を掛けていました。
バングラデシュのダッカは国際空港です。
国際空港で、堂々とこのような行為が行われていた事に驚きました!
私は10ドル支払うか迷いましたが、結局支払わずに長蛇の列を約2時間待ちました。
2回目は、ロシアのウラジオストック空港です。
これは今から約10年前の話です。
ウラジオストック空港に到着し、出国審査カウンターでパスポートと
ロシアへの入国審査カードを提出しました。
すると入国管理官は、入国する目的を尋ねてきました。
私は、『顧客との打ち合わせで3日間滞在する』と伝えると、
『顧客との打ち合わせはビジネス査証が必要です。
観光査証では入国を許可することはできません』と言われました。
そして私は別室へ連れて行かれ、その別室で6時間待たされました。
6時間後に、大柄なロシア人男性と、小柄なシャラポアのような女性が
部屋に入ってきました。
シャラポア風の女性は、椅子に座るなりタバコに火をつけて、
タバコを吸い始めました。細いタバコで、今でも鮮明に覚えています。
そして流暢な英語で『1,000USD現金で支払えば入国を認める』と言いました。
私は6時間待たされて、早く自由になりたいという衝動をぐっと抑え、
『次の便で日本へ帰ります』と伝えました。
私の言葉を聞くとシャラポア風の女性は、少し驚いた表情をしましたが
『わかりました』と言い、飛行機のターミナルへ案内してくれました。
その後、私は12時間ターミナルのベンチで飛行機を待ちました。
後から聞いた話では、ロシアで顧客と打ち合わせや会議目的で入国する際は、
出国審査カウンターで、入国管理官へ観光目的でロシアに来たと伝える必要が
あったようです。もしくはビジネス査証の申請所持が必要でした。
現在のロシアの状況はわかりませんが出張目的で、ロシアへ行く方は注意してください。
まとめ:
私は過去に、約50の国へ行ったことが
発展途上国やアフリカの国の出国審査カウンターは苦手です。
何故か緊張します。
多くの発展途上国やアフリカの出国審査カウンターは、
高い位置にあり入国者を見下ろすように設計されています。
また入国管理官の顔に笑顔はなく、まるで犯罪者をみるような目で
入国者を見てきます。また入国管理官に愛想はなく、質問も淡々としており
冷たい印象があります。
一方多くの先進国の多くの出国審査カウンターは、
入国者と同じ高さに設計されています。
また国によっては、入国管理官の顔は笑顔に満ちています。
他国の出国審査カウンターや入国管理官の違いを比べるのも面白いものですね!
1日も早く新型コロナウイルスが終息することを祈ります。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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