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ニュース記事:
Don’t increase retirement age, raise wages instead, suggests Cuepacs
出典:
記事の超簡単要約:
2021年11月27日マレーシア公務員組合のアダナン氏は、
『新型コロナウイルスの影響により国内の経済は停滞しています。
今後3~5年は定年する年齢を引き上げるべきではありません。
理由は、定年の年齢が引き上がれば、若い人達は仕事に就くことができません。
毎年マレーシアでは、500,000人の若い学生が学校を卒業し
社会に進出しています。
若い人達の雇用の受け皿がなくなってしまいます。』
と述べました。
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
記事に書いてあるように、
『定年の年齢が引き上がれば、若い人が仕事に就くことができません。』
全くその通りだと感じました。
しかし定年間近の元気な方は、仕事がしたいと思うはずです。
両者の立場を考えると、改めて難しい問題だと感じます。
マレーシアの公務員の定年年齢の推移は、
・2001年 55歳から56歳に引き上げ
・2008年 56歳から58歳に引き上げ
・2012年 58歳から60歳に引き上げ
となっています。
日本の会社でも定年の年齢が上がっていますが、
マレーシア人でも健康寿命が伸びているので、
定年の年齢が上がっているのでしょうか?
まとめ:
サラリーマンであれば、会社が定めた、
ある一定の年齢で会社を去らなければなりません。
また多くの日本の会社では定年を迎える前に、
役職定年と呼ばれる制度があり
50歳~55歳から、賃金は毎年下がります。
そして管理職から外されて、専門職員や一般職員となるのです。
賃金が下がらずに、役職が外れないで役員になれるのは
ほんの一握りなのです。
これが日本のサラリーマンの現実です。
しかし55歳前後のサラリーマンは、子供の学費、住宅ローン、老後の備えなどで
一番お金が必要な大事な年齢です。
役職定年となり管理職から一般職員になろうが、元部下が上司になろうが、
現実と向き合いサラリーマンを続けること以外に選択肢はないのです。
年齢、知識、経験と
賃金が
反比例する日本サラリーマン制度って不思議ですね。
また今後のAIの進化で、定年の年齢が引き下がりかもしれません。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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