マレーシアニュース記事要約:小売業者の未来は暗い(雑感:普通とは?)

マレーシアニュース

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マレーシアニュース記事訳:

小売業者の希望は暗い(雑感:普通とは?)

 

ニュース記事:Hope dims for retail workers as new Covid-19 wave turns malls into ghost towns again

 

出典:

Hope dims for retail workers as new Covid-19 wave turns malls into ghost towns again
KUALALUMPUR,Oct23—Azalea,astoresupervisorattheAdidasOriginalschaininMidValleyMegamall,onceoneoftheKlangValley’sbusiestshoppingcentres,is...

 

記事の超簡単要約:

記事の内容を超簡単に要約すると下記となります。

マレーシア小売業者は、コロナウイルスの3月下旬の活動制限の影響で売上減少に苦しみ続けている。ある小売業者はインタビューで、『コロナ前の週末は数百人の来店があったが、現在では100人にも満たない』と話している。またマレーシア小売りチェーン協会のメンバーの約30%が、従業員の多くを解雇しなければならないと話している。

 

この記事に関する大丸の雑感

ここからは、大丸の雑感です。

長引くコロナウイルスの影響で、多くの産業で影を落として始めています。正規雇用者や非正規雇用者に関わらず多くの人々が、突然の解雇や賃金カットに直面しています。

先週、日本にいる母親から電話があり会話の中で『普通に生活が出来ればいいね』と話していました。

 

今日は、『普通に生活が出来ればいい』の『普通』について考えてみました。

 

ウィキペディアで『普通』を調べてみると

普通 - Wikipedia

・広く通用する状態のこと

・一定の条件を満たしている

・問題がないこと

などの記載がありました。

 

まずこの『普通』ですが、人によって言葉の定義が全く違います。

母親の考える仕事における『普通』とは、

・福利厚生のしっかりした会社で勤め安定的な仕事をしている

・収入が安定

・定年まで1つの会社で勤め上げる

などでしょう。

 

しかし40代の私が考える仕事における『普通』とは、

・非正規で不安定な仕事をしている人も多い

・収入が不安定

・転職は当たり前

私が学生中に就職活動をしていた時は、超就職氷河期です。また多くの会社員が、独立やフリーランスで仕事をする人が増えてきた時代でした。

 

同じ日本人でも年代、性別、住む場所、賃金などが違ってくれば、『普通』の定義は変わってきます。

 

また皆さんの中で、食べ物を食べた後に、『普通においしい』と言うことはないでしょうか?

特に50歳未満の方が、『普通に~』 と言う言葉を発します。

 

なぜ50歳未満の人々が、『普通に~』と言葉を発するのか?

これは私の一個人の意見ですが、バブル崩壊後以降、世間では『普通のレベル』に到達することが難しくなっているからだと思います。

 

普通の生活、普通の食事、普通の雇用、普通の車、普通の家などなど『普通のレベル』を手に入れることは、ますます難しくなってくると思います。

これは、バブル崩壊後の不安定な雇用、賃金格差、デフレから非脱却など様々な理由があります。

 

そしてこの『普通』の言葉や定義は、マレーシアでは聞くことがありません。多民族、他宗教のマレーシアでは、その民族や宗教の『普通』が、違う民族や宗教の『特別』になるからです。ちなみにマレーシアでは、大学生が一斉に就職活動をするなどありません。

 

まとめ:

このコロナ禍の状況下、多くの人達が厳しい状況で生活をしています。コロナが終息し、一日も早く、読者の皆さんが考える『普通の生活』ができるようにお祈りしています。

 

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