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ニュース記事:
Police : Liquor not essential items dedicated stores may not operate in ‘total lockdown’
出典:
記事の超簡単要約:
2021年6月3日マレーシア政府は、
『ロックダウン中は、生活に必要な食品や飲料工業の操業は認めるが、
酒類は生活に必要なものではないので工業は閉鎖となる。
またアルコールのみを販売する店舗もロックダウン中、営業することはできない』
と述べました。
この記事に関する大丸の雑感:
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在、マレーシアで海外駐在をしています。
マレーシアは、多民族多宗教のイスラム国家です。
マレーシア人口の約70%は、マレー人=イスラム教徒です。
イスラム教徒は、飲酒が固く禁じられています。
人口の過半数をイスラム教徒が占めるマレーシアで、
酒類の製造と販売が、生活に必要ないとみなされるのは
ある意味仕方がないことかも知れません。
他のインターネット記事によると、ハイネケン各社酒造メーカーは、
数週間分の販売在庫を保有しているので工場閉鎖は問題ないと発表しています。
しかしロックダウンは、いつまで続くかわかりません。
今日中に自宅のビール在庫を買い足しておきます!
まとめ:
マレーシアは、イスラム国家の中では珍しく、比較的自由に酒類の購入が容易です。
また多くのレストランで、飲酒することができます。
多くの中東近辺のイスラム国家では、一部のホテルでのみお酒を飲むことが可能です。
また値段が高く、気軽にお酒を飲むことは簡単ではありません。
私は過去、UAE、サウジアラビア、オマーン、カタール、エジプト、パキスタン、
イランなどの中東諸国へ出張の経験があります。
その中でUAEは、比較的に自由にお酒を飲むことができました。
しかし、UAEで一度大きなトラブルに遭遇しました。
私はUAEに出張し、顧客の宿泊するホテルで夕食を一緒に食べました。
その際お酒を少し飲みました。
会食が終了し、私は自分が宿泊するホテルに戻るために、タクシーを利用しました。
顧客の宿泊するホテルから、私が宿泊するホテルの距離は、車で30分前後でした。
私は、タクシーの中で目を閉じて後部座席に静かに座っていました。
タクシー運転手が約15分前後車を走らせた後、
私は大きなあくびをしました。
するとタクシー運転手が私に『あなたはお酒を飲んでいますか?』と尋ねてきました。
私は『少しだけ飲みました』と答えると、
タクシー運転手は、『今すぐ車から降りろ』と声を荒げました!
私は『Why? なぜですか?』と答えると、
タクシー運転手は、『今すぐ車から降りないと、警察に通報する』と叫んだのです!
多分、タクシー運転手は敬虔なイスラム教徒で、私の酒の匂いが不快だったのでしょう。
私は、警察沙汰になっては厄介だと考え、言われるがまま
タクシーから降りました。
その後、約1時間を掛けてホテルまでに歩いて帰りました。
途中タクシーに乗車しようとしましたが、また同じように怒鳴られるのではないかと
考え歩いて帰りました。
後に、この出来事をUAE駐在する日本人に話したら、
『タクシーから直ぐに降りて正解だったよ。
もしタクシー運転手が警察に通報した場合、
あなたに全く非がなくても、警察は酒に酔った日本人を拘束するよ』
と言っていました。
真夜中に歩いた、シェイク・ザイド・ロード(Sheikh Zayed Road)を
一人で歩いたのは、今では良い思い出です!
イスラム国家での飲酒は、注意が必要です!
みなさんも注意してください。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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