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ニュース記事:
SDMC : Ramadan bazaars in Sarawak allowed to operate
出典:
記事の超簡単要約:
2021年3月25日、マレーシアサラワク州の災害管理委員会は、
来月4月12日~5月12日のラマダン(絶食月)のバザールの開催について、
サラワク州の災害管理委員会から営業許可を取得すれば、営業を許可すると
発表しました。
また災害管理委員会は、すべてのバザーの運営に関わる人は、スワッブテストの
陰性証明書の提出が必要であると述べました。
この記事に関する大丸の雑感
ここからは、大丸の雑感です。
私は、現在マレーシアで海外駐在をしています。
マレーシアは、イスラム国家です。イスラム教徒は、毎年1ヶ月の間、断食を行います。
しかし1ヶ月の間、なにも食べられないわけではありません。
日の出から日没までの間だけ、食べ物や飲み物を口にすることができません。
この絶食月の1ヶ月間、イスラム教徒の方々が、日没後にすぐに食事ができるように
『ラマダンバザール』がマレーシアの各地で開催され、マレー料理、飲み物を販売する
屋台が立ち並ぶのです!
『ラマダンバザール』に行けば、マレーシア各地の郷土料理を食べることができます!
毎年ラマダン期間中は、マレー人のご家庭に招待してもらっています。
日没後のマレー人の食事は、豪華です!
マレー人の多くは、違う人種、宗教の人でも食事を大勢で分け合う文化があります。
来月から始まるラマダンが楽しみです!
まとめ:
ラマダンとは、イスラム教徒にとって自身の信仰心を高め清める目的があります。
このラマダン期間は、多くの欲を捨て、イスラム教の神へ、身を捧げる期間です。
そのためラマダン期間は、日の出から日没まで、飲食、性行為、喫煙が禁止されます。
また他人への親切心を重んじ、他人や団体へ寄付する人々が増えます。
マレーシアでは、一年中、お昼の外気温度30度を超えます。
しかしイスラム教徒はラマダン期間の日中は、飲み物を飲むことができません。
私が一緒に仕事をしてスタッフの中に、マレー人が数名いますが、
この期間は脱水症状にならないかと心配になります。
また私は、普段事務所で食事をするのですが、このラマダン期間だけは、
マレー人の前で食事をするは申し訳ないので、外食をしています。
このラマダン期間は、マレー人の中には仕事の生産性が落ちる人もいます。
しかし中には、空腹感を見せないで元気に振る舞うマレー人スタッフもいます。
ラマダンは、我々日本には存在しない慣習なので、最初は戸惑いました。
また拝金主義を掲げている日本の本社の人達に、ラマダンを説明しても、
現地にいないので理解してもらえません。
私は生活のなによりも、イスラム教の教えを大切にするマレー人を
尊敬することが多々あります。
そしてラマダン期間中に、生産性の落ちる我社のマレー人スタッフを理解し、
手助けを惜しまない中華系マレーシア人とインド人に、私は頭が上がりません。
私に出来ることは、ラマダン期間中に、しっかりとマレー人をサポートすることです!
ラマダン期間中はいつも以上に、朝、昼、夜と、バランスの取れた食事を食べ健康を
維持していきたいと考えています!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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