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マレーシアニュース記事訳:
マレーシア200名警察官がコロナに感染
ニュース記事:Hamzah Zainudin : 200 Covid-positive cases among cops
出典:
記事の超簡単要約:
記事の内容を超簡単に要約すると下記となります。
2020年10月27日マレーシア政府のハムザ大臣は会見で、『マレーシア国内の検察官の約10,000人がコロナウイルス感染の疑いがあり隔離生活している。少なくとも200人警察官が感染のための治療を受けている』と述べました。
会見で、『最前線にいる警察官が一般市民と最も距離が近く、警察官の高い感染率が、警察の職務遂行能力を妨げている』と述べました。
そしてハムザ大臣は会見最後に、『多くの警察官は、仕事を休むことができずに、家族と一緒に時間を過ごすことができていません。一部の政治家が首相になるために、警察官が一部の政治家を支援する時ではない』と述べました。
この記事に関する大丸の雑感
ここからは、大丸の雑感です。
2020年10月26日にイスマイル国防大臣は、条件付き活動制限(CMCO)を11月9日まで延長すると発表しました。
条件付き活動制限(CMCO)対象地域は、スランゴール州、クアラルンプール州、プトラジャヤ全域、ヌグリスビラン州のニライ地区です。
活動制限(EMCO)対象地域は、サバ州のFelda Umas, Kalabakan, Lahad Datu, Pangsapuri Mutiara Kasih, Taman Khazanah indah地区です。
マレーシア国内のコロナ感染者数は、ここ数日間1,000人前後の高い人数で推移しています。マレーシアでのコロナ感染者数の約70%は、東マレーシアのサバ州の人々です。現在、毎日のようにサバ州では、多くのクラスターが確認されています。毎日約700人前後の新規感染者が報告され、サバ州の9つの総合病院の病床使用率はあと数日で100%に達する見込みです。
マレーシアサバ州では、政局の混乱を理由にサバ州議会が解散し、9月26日に選挙が行われました。下記、グラフはマレーシアのコロナ感染者数の推移です。
9月26日以前のコロナ感染者数は、一日あたり多くて二桁の感染者で、ほとんどの日は、一桁の感染者数で推移していました。しかし9月26日にサバ州で行われた選挙後に、感染者が劇的に増えていることがわかります。
サバ州での選挙の実施によって、人の移動が増え、マレーシア国内でコロナウイルス感染が広まったことは間違いない事実です。先日、マレーシア王室は、ムヒディン首相が国家非常事態宣言の発令をもとめ、アブドラ国王が発令要請を却下したと発表しました。
もし国王が発令要請を却下せずに、マレーシア全土で国政選挙が行われたらマレーシア国内は、コロナウイルス感染者数は爆発的に増えていたでしょう。サバ州での選挙を教訓に、今後マレーシアでの国政選挙の時期を熟考して欲しいです。
アメリカでは、11月3日(火)に大統領選挙が行われます。昨日のアメリカの一日あたりのコロナウイルス感染者は83,000人と発表がありました。
マレーシアでは、ハムザ大臣は会見最後に、『多くの警察官は、仕事を休むことができずに、家族と一緒に時間を過ごすことができていません。一部の政治家が首相になるために、警察官が一部の政治家を支援する時ではない』と述べました。
政治家の一番の使命とはなんでしょうか? それは『自国民の命、生活、財産を守る』です。アメリカでは、今日現在も多くの国民の命を失い、命が危険にさらされています。このような状況下で、本当に選挙を行わなければならないのでしょうか?
一体、誰の、なんのための選挙なのでしょうか?
まとめ:
一日も早くコロナウイルス感染が終息することを願っています。そして以前のように気軽に飛行機に乗って、旅行がしたいです!気軽に、飲みに行きたいです!
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