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マレーシアニュース記事訳:
マレーシアの多くの地域で豪雨や低温がつづく
ニュース記事:’Winter monsoon’ Downpours, low temperatures in most parts of Malaysia
出典:
記事の超簡単要約:
2021年1月3日マレーシア気象局のウェブサイトによると、2020年11月11日に
始まった雨季は、2021年3月まで続くと予測されています。
この雨季によって、マレーシアの低地地域では洪水が発生する可能性が高まっています。
1月3日は、クアラルンプール周辺の気温が23度まで下がりました。
記事によると、マレーシア人の多くの人達は『マレーシアに冬が来た』と
喜ぶ声も上がっていると報じています。
この記事に関する大丸の雑感
ここからは、大丸の雑感です。
私は現在マレーシアに駐在しています。
マレーシアの日中の平均気温は、約30度前後です。
しかしここ最近の気温は、ぐっと下がり、昨日は23度を記録しました。
気温23度は、日本人にとって、暑くもなく寒くもなく、丁度よい過ごしやすい
気温ではないでしょうか。
本日2021年1月4日、私が現在出向しているマレーシアの現地法人の
今年最初の出勤日です。
今年最初の出勤日に、会社で衝撃光景を目にしました。
今日は、その衝撃の光景で目の瞳孔が開いた瞬間について書きます。
今朝、いつも通り会社に出社して同僚に挨拶をしていると
マレーシア人事務員の首元に『白いもの』が巻かれていることに
気が付きました。
私は、一瞬、彼女がなにを首に巻いているのかわかりませんでした。
最初彼女を見た時に、むちうち用のギブスが、首元に巻かれていると思いました。
しかしよく見ると、彼女の首元に巻かれていたのは、『白いマフラー』でした。
彼女は、自分の席に座るなり、『最近寒いよねー』と他の同僚と話しながら
『白いマフラー』を首から取り外しました。
『マフラーをつけるほど、寒くないだろー』と言う、同僚の心の声が
事務所に漂っていましたが、誰もその言葉を発しませんでした!
彼女は、いつも車で会社に出勤しています。彼女が、どこのタイミングで
マフラーを身に着けたのかを考えると、私は笑いそうになりましたが、
ぐっと耐え仕事に集中しました。
まとめ:
もしかすると、
『マフラーをつけるほど、寒くないだろー』と言う、同僚の心の声は、
事務所に漂っていなかったかもしれません。
私が出向している会社では、マレー人、華僑、インド系、日本人の
4人種が一緒に仕事をしています。
そもそも私の同僚達は、誰がどのように服装をしようが、全く気にしません。
そして私の同僚達は、人種、宗教が違うので、それぞれ違った価値観を持っています。
前マレーシア首相のマハティールさんが、過去のスピーチで近年のマレーシアの発展の理由を下記のように述べています。
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A multiracial county like Malaysia has managed to enjoy raid development while maintaining peace only thanks to its people who are tolerant.
A unique multiracial, multi religious, multilingual and multicultural society must continue instilling this attitude of tolerance into today’s young to maintain harmony among the people.
マレーシアのような多民族国家は、寛容な人々のおかげで平和を維持しながら急速な発展をすることができました。
多民族、他宗教、多言語、多文化社会であるマレーシアが、人々の調和を維持するために、
若者がこの寛容を忘れてはならない。
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このマハティールさんのスピーチでの印象的な言葉は、寛容です。
寛容とは、『心が寛大で、人を受け入れること。過失を咎めたりせず、
人を許すこと』です。
寛容の気持ちがあれば、『マレーシアの南国でマフラーを巻くこと』など
とても小さいことで、笑うに値することではないのです!
私も明日からマフラーを首に巻いて出勤します!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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