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マレーシアニュース記事訳:
マレーシアヒンドゥー教祭日タイプーサムは自宅で過ごそう
ニュース記事:Selangor Sultan calls for mderae Thaipusam celebration
出典:
記事の超簡単要約:
2021年1月27日マレーシアセランゴール州の君主は、タイプーサム祭は、政府の定めるガイドラインに従って、自宅で過ごすように勧めました。
またセランゴール州の君主は、『タイプーサム祭が調和の取れた平和な雰囲気の中で祝われることを期待する』と述べました。
この記事に関する大丸の雑感
ここからは、大丸の雑感です。
本日は、ヒンドゥー教の祭日、『タイプーサム』でお休みです。
コロナウイルスの影響がなければ、この祭日の前夜は、爆竹がうるさく
眠れないのですが、昨晩はとても静かでぐっすり眠れました。
これもセランゴール州の君主の要請のおかげかもしれません。
今日は、ヒンドゥー教の祭日、『タイプーサム』について書きます。
『タイプーサム』とは、ヒンドゥー教の祭日です。
お祭りの発祥は、南インドのチェンナイ地区とされています。
この『タイプーサム』なにが凄いかというと、ヒンドゥー教信者は、
苦行を行うことで、神に感謝を捧げるお祭りなのです!
具体的には、信者の方々は、顔の頬や口、背中などに巨大な針を刺したり
火の上を裸足で歩いたりします。
そしてこのお祭り『タイプーサム』は、発祥の地のインドでは、
あまりに過激すぎるので、開催が禁止になっています。
今では、このお祭りを祝うことができる国は、マレーシアと隣国のシンガポールだけです。
私も数回、『タイプーサム』に参加したことがあるのですが、
あまりの過激さに、目を逸らしてしまいました。
私が一番印象的だったのは、苦行を行っている信者の方々の、『うつろな目』です。
この『うつろな目』が、はたしてどこからくるものなのかわかりません。
苦行の痛み、信仰心、薬物、アルコール?ご存知のかたは教えてください!
皆さんもマレーシアに旅行に来てヒンドゥー教に入信して
第三の目(チャクラ)を開眼させることができれば、
顔に巨大な針を顔に刺すことができるはずです!
コロナウイルスが終息したら、是非マレーシアに遊びに来てください。
まとめ:
私は、現在マレーシアに駐在しています。
マレーシアは、多民族国家でマレー人、華僑、インド人の3人種が
マレーシア人として認められています。
マレーシアは、イスラム国家です。しかしマレーシア政府は、
華僑やインド人のためにも祭日を制定しています。
マレーシアでは、クリスマスも祭日となります。
このような寛容な国は、世界でも珍しいのではないでしょうか?
前マレーシア首相のマハティールさんが、
近年のマレーシアの発展の理由を下記のように述べました。
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A multiracial county like Malaysia has managed to enjoy raid development while maintaining peace only thanks to its people who are tolerant.
A unique multiracial, multi religious, multilingual and multicultural society must continue instilling this attitude of tolerance into today’s young to maintain harmony among the people.
マレーシアのような多民族国家は、寛容な人々のおかげで平和を維持しながら急速な発展をすることができました。
多民族、他宗教、多言語、多文化社会であるマレーシアが、人々の調和を維持するために、
若者がこの寛容を忘れてはならない。
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このマハティールさんのスピーチでの印象的な言葉は、『寛容』です。
『寛容』とは、『心が寛大で、人を受け入れること。過失を咎めたりせず、人を許すこと』です。
私は、平和で寛容な人が多いマレーシアの国が大好きです。
今日はマレーシアのヒンドゥー教の祭日『タイプーサム』です。
私は、ヒンドゥー教ではないので顔に針を刺して祝うことはありませんが、
今晩はインド料理の名物、『串刺しタンドリーチキン』を買ってビールで乾杯します!
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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